2012年6月8日金曜日

Yahoo!リスティング広告・アシストプランのお粗末なアシスト

WEBサービスの広告方法はいろいろありますが、現在手軽でコスト管理しやすいのは検索連動のリスティング広告だと思います。
各社(といってもYahooかGoogleが強いところだと思いますが)あの手・この手で広告を出稿させようとがんばっているようです。

Yahoo、Googleともに似たようなキャンペーンとサポートサービスを展開しており、弊社も時折営業の電話がかかってきて利用させてもらったことがあるのですが、これが本当にびっくりするサービスレベルなんです。

Googleで営業担当と思われるかた+サポートチームからの出稿サポートを受けたときも、杓子定規の一方的な
「○○はできません」
「○○していただくことになっています」
といった言い方に閉口しました。
いいツールやキャンペーンを展開されているのでしょうが、営業スタイルにいらいらし、何度やめようと思ったことやら。

戦略上、GoogleではなくYahooのほうにシフトすることとなり、
つい先日Yahooのサポートを利用させていただいたのですが、こちらもびっくりのサービスレベルでございました。

Yahooリスティング広告には、「アシストプラン」というものがあり、広告主の希望に従って、リスティング広告を提案・設定してくれるのです。
通常30000-55000円とそれなりに高価なのですが、キャンペーンで無料とのことだったのでお願いしてみました。
すると、広告主の希望を全く無視したキーワードで広告が設定され、「提案書」としてPDFをメールで送付して、終了しましたとのこと。
作業は早く、作業完了の通知までお電話でいただき、言葉遣いもすこぶる丁寧な対応をいただいたのですが、まったく希望していないキーワードでの提案に同意できないので、再度提案してほしいという希望をお伝えしたところ、

「再提案はお受けしておりません」
本当に通常有料のサービスなのでしょうか。
弊社が有料でこのサービスを受けていたらと考えると、本当に恐ろしい気分になりました。
これはアシストではなく、お互い時間とリソースの無駄遣いに過ぎません。

やる気のない時の日本代表サッカー試合を見ている時のように、
「それでもプロか!」とか「フォローしなくてどうする」
とか突っ込みたいところですが、無料での利用で時間の無駄と思われたので、サポート終了に同意しました。

【教訓】
「アシスト」は時に足を引っ張るお荷物だ

次からはこのようなプランを利用しないことにします。
皆さんも、私のようにイライラすることのないよう、うまくサービスをご利用になってくださいね。

2012年6月6日水曜日

SendGridを使って、Herokuから携帯向けメールを送信する方法



Herokuからメールを送信するにはいろいろ方法があるが、SendGridを使用するのもその一つ。
ただメールを送るだけならそれほど戸惑うことも無いと思うが、docomo,auなどの日本の携帯キャリアは、RFCに準拠していないメールアドレスを許可していた(今は新規登録時はRFC準拠のようです)ため、SendGridのような世界で展開してる(日本に特化していない)サービスでは、メール送信時に不正なアドレスと判断され、送信できなかったりする。
そもそも、RFC準拠では無いメールアドレスに関しては対応外として、ユーザーに正しいメールアドレスの変更を促すということも選択肢の一つかもしれないが、ビジネスとしてはそこまで強気になれない場合もあるので、対応方法の一つを紹介する。

HerokuのAdd-onsからSendGridを選択する









メニューから「Apps」-「Show Disabled Apps」を選択する







「Address Whitelist」の「Settings」をクリック
ボックス内に、許可したいドメイン(docomo.ne.jpなど)を入れSave
有効化(Enableボタン押下)を忘れずに






















これでメールは送れるようになる。
ただし、お気づきのように登録したドメインについては何でも送れるようになるので、何らかの制御を入れたい場合は、別途アプリでフィルタなどの処理が必要になる。

2012年6月4日月曜日

「Google で学ぶオンライン ビジネス」をまず見るべき




ウェブサービスを提供するサービス・エクスチェンジでも、オンラインでのマーケティングは、とても大きな課題です。

それも日々進化を続ける分野ですから、考えるたびに新しい情報を収集し、活用していかなければいけないわけです。

売上を上げるために必要な手法というのは、色々とありますが、初心者にコンテンツを提供して、学習させることで、担当者のスキルアップとサービスへの価値向上、そしてロイヤリティを上げようとするGoogleのやり方には、見習うべきものがあります。

Google で学ぶオンライン ビジネス』では、オンラインでビジネスを行う企業(もしくはその担当者)に向けて、eラーニングコンテンツ(ビデオ)と、ご丁寧にワークシートまで提供し、成長を促します。

非常に基本的な事柄ながら、Googleの各種サービスを利用し連携させれば、より効果が高くなることを、(当たり前ですが)嫌みなく、随所にちりばめてくるために、基本的にまずそこから試してみるという構図が出来上がります。

提供する側は非常に回りくどく、労力がかかるものの、学習し、構造を理解したユーザは、効果を上げたいという基本的な欲求があるわけですから、それらを活用したくなるものです。

つまり食いついたユーザは的確に引き込まれる。
相当ROIの高いプロモーションではないかと思います。

初心者の方などは、オンラインマーケティングなどを学ぶことから始めたくて、このサイトを訪問するでしょう。そうした人に、このサイトが有用であることは間違いありませんから、各々のコンテンツについて、充分学んでいただけるはずです。

さらに加えるなら、提供されるコンテンツだけでなく、Googleの一歩踏み込んだその戦略についても学び、是非とも自社サービスに活かせる方法はないか? まで検討してみるのもいいのではないでしょうか。